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2006年05月07日

おしいれの ぼうけん〜押し入れでの想い出

おしいれのぼうけん.jpg


ネットのとあるコミュニティーで、
昔の絵本について語り合っているのをみて、
不意に子供の頃の事を思い出しました。
 
 
 
子供の頃僕は押し入れで寝ていました。
 
 
 
これは寝る場所が無いとかではなく、
そこが気に入っていたんだと思う。
 
 
 
両親は僕が4才か5才の頃に、横浜に家を買いました。
部屋はキッチンの他に4つあって、荷物もそんなに無いので、
押し入れは結構スペースが空いていて、
「ここで寝たいなぁ」と弟と二人で話していたら、
なんとなく僕と弟は、押し入れの上と下で寝る様になった。
 
 
 
親はベッド買う費用が浮いたと喜び、
僕等は押し入れみたいな、隔離された空間で寝ると言う事が、
訳も解らず嬉しかった。
 
 
 
いつの事だったかハッキリとは憶えていないけど。。。。。
ある絵本を母に読んでもらった。 
 
 

母は保母で(今では保育士)職場からその絵本を借りてきてくれて、
読んでくれた。
 
 
 
その絵本は「おしいれのぼうけん」という絵本で、 
今をもって忘れられない、好きな絵本の一つです。
 
 
 
お話は、喧嘩をして昼寝のジャマをした男の子ふたり。
 
 
 
一人はワンパク坊主、一人は気弱な泣き虫。
喧嘩して他の園児に迷惑かけた事に謝らなかった事から、
先生はふたりが最も恐れる場所【おしいれ】に、
ふたりを入れます。
 
 
 
くらい中でふたりはドンドン心細くなる。
 
 
 
そこへネズミ婆さんがやって来る。しかもこれが怖い(笑)
沢山のネズミを引き連れて、ネズミ婆さんがやって来る訳です。
 
 
 
「ごめんなさいと言えば許してやる」って。
 
 
 
その時弱虫くんが持っていたミニカーと機関車のオモチャが、
大きくなってふたりを乗せて走り出す。
そしてふたりの【おしいれのぼうけん】が始まる訳です。
 
 
 
記憶が曖昧なんで少し違うかもしれない。
 
 
 
ネズミ婆さんは押し入れの壁の模様が、
いつの間にか顔の形になってネズミ婆さんになっていくんだけど、
それを読んでもらってから、押し入れで寝るのが怖くなって、
夜寝ていても壁の模様が気になって気になって。。。
 
 
 
「怖いから押し入れで寝るのは嫌だ」
と言ったかどうかは憶えていないけど、
そろそろいつまでも押し入れに寝かせてる訳にもいかないと、
親が2段ベッドを買ってくれました。
 
 
 
そんなこんなで、僕等の押し入れでの生活は幕を閉じたのでした。
 
 
 
なんか昔みた絵本って、結構強烈に心に残っていて、
いつまでも忘れないもんですね。
 
 
 
4、5年前に本屋で見つけて買って読んでみたら、
やっぱり面白いです。
子供の頃は見えなかった部分まで見えてきて、
「深いなぁ」なんて想ってみたり。。。。。
 
 
 
この「おしいれのぼうけん」の絵を描いている、
たばたせいいちさんが絵を書いている、
「さっちゃんのまほうのて」と言う絵本も、
僕の好きな絵本ベスト5に入ります。
さっちゃんの まほうのて.jpg
 
 
 
 
この「さっちゃんのまほうのて」は、
生まれつき右手の指が無い「さっちゃん」のお話で、
幼稚園でオママゴトの時に、
右手の指が無いことをバカにされてしまい、
自分のおかれてる状況を知って、
その小さな心に、色んな感情を芽生えさせる話です。
 
 
 
テレビで絵本朗読の番組で、
何処かで見たことある懐かしい絵と、
お話の素晴らしさに引き込まれ、
ボロボロ泣いていたことを憶えています。
その日のうちに本屋へ走り買ってきました。
 
 
 
あとで「おしいれのぼうけん」と同じ絵の方だと知り、
更にビックリ&懐かしい気持ちにもなりました。
 
 
 
良い絵本と言うのは、いつみてもいいものですね。
そして後世に遺していきたいなぁって思います。

投稿者 glam : 2006年05月07日 14:33
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