いい人の基準ってどんなだろう。
優しい人
思いやりのある人
自分を伸ばしてくれる人
自分を必要としてくれる人
自分にとって都合の良く動いてくれる人
ごちそうしてくれる人
夢をくれる人
面倒見のいい人
色々ありそうだ。
では嫌な人ってどんな人だろう。
まあ、上の反対を書くと嫌な人の条件になりそう。
言葉のキツい人
厳しい人
自分を欠点を指摘する人
自分を必要としない人
自分の都合で動く人
ケチな人
夢を語らない人
自分勝手な人
では今度は自分に、上の条項を当てはめてみる。
(ここで言う自分とは、僕を含め今読んでいる貴方や、全ての人の事です)
いい人条件、何個有りました?
いやな人条件何個でした?
別にこれは心理テストではありません。
だからこれに意味なんて無い。
ただ、ここまで読んだ人の何人かは、上記のいい人の条件より、
いやな人の条件を備えた人の方が、魅力的に思えるのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうです。
優しい言葉、思いやり、君が必要だなんて言う言葉で
夢を周りに巻き散らかして生きてる人なんて信用できない。
キツくても、言葉が悪くても、お金がなくても、
時には他人にキツい思いをさせても、
一番キツい事は自分でやって道を切り開く。
そう言う人に魅力を感じる。
背中で物を語るなんて、古くさい表現かもしれないけど、
僕はそういう生き方の方が好きです。
もっともらしい言葉を吐いておいて、
大事な所で逃げる様な<いい人>より、
けなされて、振り回されて、キツい思いをさせられても、
本当に困った時に逃げずにいてくれる。
そんな<いやな人>の方が大事な人なのかも知れません。
僕の人生の中で、僕を成長させてくれた人達は、
ほとんどが上記の条項では<いやな人>に当てはまります。
結果的に酷い目にあったり、疎遠になっていった人達は、
どちらかと言うと、<いい人>に当てはまります。
「ストレイトストーリー」というデビッド・リンチ監督の映画があります。
年老いた農夫が、喧嘩をして長い間会っていなかった弟に会いに、
遠い道のりをトラクターを運転して行く話です。
その中で、キャンプする若者と老人が話をするシーンがあります。
「年をとって悲しい事は、若かったときの事を憶えている事だ」
「年をとって良かった事は?」
と言う質問に
「入れ物と中身の区別がつく様になった事だ」と答えます。
この言葉に僕はゾクッと来ました。
どんなに良い器に入っていても、中身の無いものに惑わされるな。
どんなに粗末な器でも、中身がしっかり詰まっている事が大事なんだ。
そう言っている様に僕には聞こえました。
勿論、一概に全てに当てはまると言う事ではありません。
ただ、<いい人><いやな人>そんな単純な判断では、
本当に大事な【中身】は見えてこないのかも知れませんね。