美容師には、ヘアーカットやカラーを競うコンテストがあります。
色々なメーカーや、ディーラーが主催していて、
多分、年間で50以上のコンテストが、全国の何処かで開催されています。
規模も様々で3、40人くらいの参加者のものもあれば、
400人以上参加者のあるコンテストもあります。
審査するのは、著名な(雑誌等に出ている)美容師、美容業会誌の編集者、
一般の人達、ネット投票、参加美容師全員、ゲストの有名人、デザイナー等、
そのコンテストによって違います。
美容師の中には、コンテストに、命を賭けているくらいの人達もいます。
全国のコンテストを渡り歩き、
色んな所の色んなコンテストで、賞を取る事に生き甲斐を感じている人達、
そういう人達を、コンテスターと呼んだりします。
「またあの人いる」なんて、よくヒソヒソ話したりね.....。
その一方で、全くコンテストには出ない美容師も沢山います。
(むしろこっちの方が多い)
考え方は色々なので、一概にコンテストに出る人が素晴しくて、
出ない人が駄目というものではないと思います。
サロンワークとはやっぱり少し違うし、その為に時間もお金も費やします。
でもやっぱりね..........
そこには出てみないと解らない、何かがあるのは確かです。
「自分はサロンワーク中心で行きたいから」
なんて事を言う人も結構います。
でも僕はサロンワークを充実させる為にも、
クリエイティブな活動は必要だと思います。
「人と比べられるのが嫌だ」
こう言う人も多いです。
前にも書いたけど、人と競い合う事で感性や技術は、
磨かれていくし、人からの評価が無ければ、
見えている良い所だけに満足して、改善点に気が付かない。
気付いていても、自分に優しく、目を瞑ってしまいがち。
時に自分よりも優れているものを目の当たりにすれば、
少なくからず傷つく事もあるでしょう。
嫌になる事もあります。
(僕なんかしょっちゅうです)
誰でも傷つきたくはない。
自分が傷つかない、【安全な場所】から出ないでいれば、
少なくとも傷つく事も、辛い事も、嫌な事も少ないでしょう。
でも【安全な場所】から、
勇気を持って踏み出して歩く、
その一歩一歩は、
色んな事を気付かせてくれます。
これは、コンテストに限定した事を言っている訳では無く、
誇りを持って仕事をする為には、
【安全な場所】から一歩を踏み出す勇気も、必要だと思うんです。
そして、踏み出すからには、勝ちに行く気持ちを持って欲しい。
やる事に意味があるのではなく、
【本気でやる事に意味がある】と思うから。
ことコンテストに関して言えば、本気で優勝狙っている人と、
参加する事に満足している人では、当日までのプロセスは全く変わってきます。
500人参加者がいても、本気で狙ってきてる人は、10分の1くらいです。
そして間違いなくこの中から優勝者が出ます。
500人の10分の1、50人の真剣勝負の場という事です。
そこでは裏付けの無い奇跡なんて絶対に起こらない。
ただ、別に結果として、その時に賞に入れなくても、
それはあまり問題ではないと思います。
(悔しさは忘れないで欲しいけど)
大事なのは姿勢とプロセス。
優勝を目指して真剣に取り組む姿勢。
リサーチ
デザイン
トレーニング
自分に足りないものを実感して、それを補うトレーニングをする。
目標を設定して、それまでにやらなければ行けない事を明確にして、
最善を尽くす。
こういう事を繰り返していれば、結果は後から自然と付いてくるものです。
そして結果を出している人はキラキラ輝いていますよね。
キラキラ輝いている人、
それを羨望のまなざしで見ている人、
その違いは
【安全な場所】から一歩を踏み出す勇気ではないでしょうか?
世の若い美容師には、ほんの少しの勇気を持って欲しいなって思います。
確実にそれは、力となって自分に返ってくる筈ですから。
日本一高い山の頂から見る景色は、
やっぱり日本で一番高くて、素晴らしい景色です。
当たり前だけど、自分の足でそこへ登らなければ、
絶対に見る事は出来ない。
PS
今晩から、金沢に行ってきます。ビッシ!ビッシ!感性磨いてきます!
明日の更新は無理かもしれません。