最近、自分の趣味に走りすぎて、
ついつい、何のホームページか忘れてしまいがちです(笑)
美容室らしく、美容の話をしましょう。
以前にも何度か書いてきましたが、僕でもウィッグを切って練習したりします。
僕らの練習方法は色々あります。
例えば、生き物から発想したヘアデザインを起こしたりします。
7/17のK5の勉強会の時はテーマが「ナマズ」でした。

確かこんな感じ。
このナマズは小山崎君の店にあった図鑑に載ってたものです。
本物の写真が手元に無いので、
思い出しながら描いた僕の絵で我慢して下さい。
この写真から(本当は写真だった)イメージを膨らませて、
髪のデザインを造り出すのです。
まずはデザイン画を描きます。

そして、それを元にウィッグでカットをして行きます。
こんな感じ。


時間は30〜40分でデザイン考えるところから、仕上げるまでです。
そして仕上げたウィッグを皆で見て、意見を交換したりします。
反省点を洗い出したら、また時間を計って(5〜10分)手直しをします。
そうして切ったウィッグは必ずデジカメで撮影して、
ノートにまとめます

ノートには注意点や反省、改善点など記しておく。
とかく感覚的なものに頼りがちな美容の仕事。
こうした練習を繰り返して行くうちに、理論的に考える様になります。
感覚的な仕事がいけないのではありませんが、
感覚だけというのも危険です。
まず、絵に描いてみて、ダイアグラム(展開図)を書いて、
それを具現化する。
これが出来れば、どんな形も創る事が出来るのです。
もちろんその為には基本的な技術力が必要になります。
だからスタッフにはベーシックをしっかり学ばせます。
ベーシック習得によって身に付いた技術力があってこそ、
クリエイティブなものも創れるのです。
一見すると、モード性の強い様に見える上記のスタイルも、
一つ一つは、ベーッシックなテクニックの組み合わせで作られています。
それともう一つ大事な事は、【結果こうなった】のではなく、
【この形にするつもりで切ってこの形になった】という事です。
前者は「いろいろやってる内に、いい感じになった」という事。
これではある意味、偶然的要素が多く、デザインの安定性に欠けます。
それに比べ後者はその形にするべく、
必要な技術を正しく選択して作って行く訳ですから、
どんなモード性の高いスタイルでも、何度でも同じものを作る事が出来ます。
ただ、人間の記憶は曖昧なので、
デザイン画とダイアグラムを書く事で、
データとして残しておくのです。
今日は普段どんなトレーニングをしていて、
それがどんな効果をもたらすかを書きました。
美容師の方でこのコラムを読んだ方、感想など頂けると嬉しいです。
美容師以外の方も大歓迎です。
そういえば、このコラムの冒頭の方で「glamがYOKOHAMAを変える」
みたいな事をほざいてしまっている事を思い出しました。
ただの大ボラではなく、地に足をつけ実現出来る様頑張ります。
皆さん、生暖かく見守っていて下さい。